高齢出産ダウン症と二人目不妊のリスクについて。羊水検査するべき?

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今の時代は結婚も出産も30代からという女性が普通になってきています。しかしながら、20代の時に比べると、確実に肉体的な衰えを感じますし、外見も少しずつ変わっていくのを実感しているからこそ、目に見えない子宮や卵子などについても「老化」や「加齢」というキーワードで、敏感に反応してしまうのではないかと思います。

高齢出産はリスキーだと言われていますね。それは加齢に伴い、遺伝子に異常が出やすいため、ダウン症が発症する確率があがることや、二人目不妊の心配などがあるからです。特に高齢出産は出生前診断がセットになって連想されるくらい、今はこの検査を受けるべきか、受けないかで物議が醸されています。今回は、

  • 高齢出産の定義。何歳から?
  • 高齢出産に伴うリスクとは?ダウン症や二人目不妊の
  • 出生前診断の種類、羊水検査と血液検査について

以上の高齢出産にまつわる様々な問題に関してリサーチしてみました。

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何歳から”高齢”出産?

現代における高齢出産の定義は35歳で初産であることですが、いまや32,33歳で初産の人も少なくなく、昔に比べて食生活も豊かで栄養も十分なので、38歳にひきあげるべきではないか、という議論もなされています。

高齢出産のリスクとは?

年齢に関係なく、妊娠には様々なトラブルがつきものです。流産、妊娠中毒などの合併症、先天異常、帝王切開等々。若いから関係ない、というものではありません。しかし、高齢になればなるほど、それらのトラブルが生じる確率もあがっていく、というのもまた事実です。一番のリスクは卵子の老化とともに、妊娠しにくくなるということではないかと思います。

ダウン症のリスクが高くなる

また、高齢出産の年齢の方が妊娠したら、手放しで喜ぶと同時に、子供について心配になる側面もあるでしょう。不安要素といえば、ダウン症をあげる方も多いと思います。なぜならダウン症発症率は年齢があがるにつれてあがっていくという統計がでているからです。20代が0.1%なのに対し、40歳は1%にもあがります。染色体異常はすべてが女性の責任というわけではありませんが、卵子の老化も一要因とされています。高齢出産の増加に伴い、ダウン症の子供を宿す妊婦も増加している、という現実があります。

二人目不妊に悩む人が多くなる

高齢になればなるほど、妊娠力は下がっていきます。妊娠率も低くなるので、2人目不妊に悩む女性も増えています。高齢出産といえばダウン症がつい大きくクローズアップされがちですが、高齢出産者の妊活での一番大きな悩みは不妊、そしてなんとか妊娠したと思ったら流産、という現象なのです。

 

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上記にあげた高齢出産に伴うリスクから、出生前診断をされる方が多くなりました。

 

羊水検査とは?するべき?費用は?

羊水検査とは、出生前診断のうちの一つです。羊水を調べることにより、胎児に先天代謝異常、染色体異常、遺伝子疾患の有無がわかります。妊娠15~18週目の間に検査可能です。保険は適用されないため、自己負担となります。費用はおおよそ10~15万が相場です。

血液採取による新出生前診断とは?

現在は、2013年から始まった血液採取による新出生前診断があります。費用も従来の検査に比べて約1/8。確定率は100%ではありませんが、流産のリスクがないことと、母体への負担が少ない、ということでまず血液検査で確認し、陽性反応が出たら次に羊水検査に進む、というパターンが主流になりつつあります。(どこでも受けられるわけではなく、国の認定をうけた施設でのみです。)陰性であれば、99.9%の確率で染色体異常なしという結果を出せますが、陽性の場合、100%の確定ができないため、羊水検査に進むということになります。

羊水検査に比べて、精神的にも肉体的にも妊婦にとっては、ずいぶんハードルが低く感じられると思います。しかし、手軽であるがゆえに、心の準備が整わないまま、現実を受け入れないといけないという状況を生みやすいのも確かです。次のステップの羊水検査で陽性が確定すると、中絶を選ぶ妊婦がほとんど、という厳しい数字の結果が出ています。

 

体験談~不妊から自然妊娠へ~

高齢出産に伴うリスクは様々取り上げられていますが、それでも35歳以上の妊婦は増え続けています。特に出生前診断や陽性反応の結果については、妊婦だけでなくご家族、ご親族の倫理観も密接に関係してくるものです。

私自身は長い不妊期間を経て、39歳で自然妊娠、40過ぎてから自然分娩で二人産みましたが、出生前診断は受けませんでした。どんな子でも産む、と決めていたからです。
検査を受けて9割以上が中絶する、という現実もありますが、検査を受けずに障害児を受け入れる妊婦や母親もまた相当数いるはずです。

体験談~二人目がダウン症~

私の友人は同じく40歳で二人目を出産しましたが、一人目が健常児だったせいか、二人目も出生前診断を受けず、臨月前に胎児の成長が横ばいになっていることでなにかしら問題があるということがわかり、早めに帝王切開で出産という形になりました。そして産んでから、その子がダウン症であることがわかったのです。比較的軽度ではあったものの、本人や家族のショックは大きかったようです。私自身、今までダウン症児を持つ人は身近にいなかったので、彼女を通して、ダウン症児のための療育は大きな労力と費用や時間を費やすものなのだ、ということがわかりました。自分はどんな子でも受け入れるつもりで出生前診断を受けずに出産へと進みましたが、実際には自分が想像していたよりも、相当な覚悟が必要なんだな、と実感しました。

実際、健常児でも高齢で子供を育てるには、相当体力を使います。あと10歳若かったら、と思ったこと数知れず。なので、やむを得ず中絶を選んでしまう方の気持ちもわかります。
もし彼女が出生前診断を受けていたら、やはり中絶を選んでいたのだろうか?ということを聞くことは出来ませんが、今の苦労を思うと、知っていたら中絶していたかもしれないとも思います。しかし実際子供に会えば、顔つきからダウン症児ということは判別できるものの、その女の子は大変愛らしく、天使のようで、中絶していたらこのように会って触れることも、言葉を交わすこともなかったのだと思うと、母親の苦労は別として、生まれてきてくれてありがとうという気持ちが湧いてきました。きっと友人も、今では彼女のいない人生は考えられないだろうと思います。

体験談~ダウン症の確率が高いという結果~

別の友人は20代から不妊でした。ようやく妊娠した時は30歳で、まだ高齢出産の域に達していませんでしたが、クアトロテストを受けたところ、ダウン症の確率が高い、という結果が出たそうです。夫婦でずいぶん悩んだ結果、障害児でも産むと覚悟して、羊水検査はあえて受けなかったそうです。受けたら決心が鈍ると思ったからです。そしてダウン症児と思って出産に臨んだ結果、その子は健常児だったので、ものすごく驚いたそうです。その子は今、とても美しいモデルのような背の高い女の子に成長しています。

 

まとめ

中絶しても、産んで育てても母親の葛藤や悩みは同等なのかもしれません。どのような選択をするのかは、個人にまかされています。高齢出産に伴うリスクは大きいものがありますが、それでも子供を産み育てたいという母性が多くの女性にあることは、素晴らしいことだと思います。

私自身、妊娠までに数え切れないほどの試行錯誤を繰り返してきました。36歳で初めて妊娠した時は、染色体異常で胎児が育っておらず、9週目で手術せざるを得ませんでした。その経験が、自分の体や健康について、たくさん勉強するきっかけになりました。生きている年齢は変えられませんが、肉体年齢は努力によって変えることが可能です。出来る限り肉体年齢を20代の状態に近づける工夫をすることによって、リスクも軽減できると自負しています。今はたくさんの情報があります。高齢だから一刻も早く妊娠しなくては、と焦って事を急ぐ前に、自分の体に真摯に向き合って、しっかり体を整えることもリスクを減らす大切な要素だと思います。

Image courtesy of arztsamui at FreeDigitalPhotos.net

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