
子どもの月齢・年齢にもよりますが、保育園入園を機に断乳されるママさんも多いようですね。すでに卒乳しているお子さんは心配ないのですが、まだまだ授乳中のお子さんをお持ちのお母さんにとって、保育園入園は、断乳を考えるキーポイントになります。
今回は、
- 保育園児は断乳すべき?ミルクへの切り替えが必要?
- 完全母乳の場合は保育園はどうしたらいい?
- いつ、どんなふうに卒乳・断乳するの?
以上のことをまとめました。私の体験がそんな疑問への参考になれば幸いです。
保育園に通うには断乳が必要?
通われる保育園や入園時期にもよると思いますが、うちの子は入園時にまだ9か月だったこともあり、入園までに哺乳瓶でミルクと牛乳を飲む練習をしておいてくださいと言われました。そして、担任の先生に「断乳する必要はないので、おうちに帰ってからはぜひ母乳を続けてあげてください」というアドバイスも受けました。
ですので、アドバイスのとおり保育園ではミルクと牛乳、帰宅後は母乳を続けていました。また、他のお母さんが方もほとんどが同じような感じで授乳を続けておられたようです。聞いたところによると、母乳にこだわるお母さんは、搾乳して保育園に届けられる方もあったようで、その苦労はやはり並々ならぬとのことでした。
完全母乳からミルクへ
我が子は生まれてからずっと完全母乳でしたので、入園の2週間前になって慌てて哺乳瓶の練習を始めました。実のところ、もっと前から練習を始める予定だったのですが、めんどうだったのと母乳を続けたい思いがあり、ついつい先延ばしにしていました。
まず初めに、今まで1度も使ったことはなかった出産前に準備していた哺乳瓶を練習のため使ってみました。しかしながら、普通の哺乳瓶には全く見向きもせずに却下。その後色々調べて、ピジョンの「マグマグ」というハンドル付きの物を使用してやっと飲んでくれました。
マグマグは乳首(哺乳瓶と同じ吸い口)、スパウト(コップのみの練習用の吸い口)、コップ、ストローがセットになったものを購入したので、哺乳瓶を卒業した後もストローマグとしてかなり長い間使えました。セットで2000円弱くらいだったように記憶していますが、本当に買ってよかったです。→ピジョンまぐまぐ
ちなみに、ずっと母乳で育てていたので、初めて見る哺乳瓶を咥える姿がとても可愛く、毎日のように写真を撮ったり眺めたりして、すっかり“哺乳瓶萌え”になりました。それまでは母乳ではなくミルクを飲ませることに寂しさや不安感を感じていましたが、そんな思いはあっさりかき消され、もっと早くから哺乳瓶を使えばよかったと後悔するほど可愛い姿でした。
保育園での様子
入園からしばらくは、毎日「マグマグ」を持参しての登園し、順調にミルクをよく飲んでいたのですが、ある日、「まぐまぐ」を持たせるのを忘れて登園させてしまったことがありました。仕事のため自宅まで取に帰ることもできず、その日は保育園の哺乳瓶を借りることにしたのですが、それを境に、保育園の哺乳瓶でもちゃんとミルクが飲めることが判明し、「マグマグ」持参の日々は終わりました。親が思うより、子どもの適応力はすごいことを実感した出来事でした。
断乳について
というわけで、保育園入園を機に断乳をせず、朝と帰宅後のみ母乳を続けていたのですが、うちの子はとにかくよく食べる子だったので、断乳を考え始めるようになりました。与えれば与えるだけ飲んでいましたし、寝る前の授乳が虫歯になりやすいと聞いたので、1歳2か月の時に断乳に踏み切りました。それまでに夜間断乳は終えていたので、さほどグズることもなくあっさりと断乳することができました。
私が試した断乳の方法
「断乳は3日で」と決めて、泣こうがわめこうがとにかく頑張るつもりで断乳に挑みました。すでに夜間断乳をしていたし、その頃には保育園に通い始めて3カ月がすぎ、ミルク生活が中心で母乳は寝る前だけになっていたせいか、
1日目 寝る前の習慣だった授乳をやめる…ぐずぐずして母乳を欲しがって少し泣くも、抱っこと添い寝で眠る。
2日目 1日目よりさらにあっさりと眠る。
3日目 母乳を欲しがることもなく眠る。
断乳言うより卒乳といったほうが相応しいような、なんともあっさりとした断乳でした。今思えば、ベストなタイミングだったといえるのかもしれません。夜間断乳を先に済ませていたことも大きかったと思います。
※他の保育園のお母さんたちのおすすめで知ったお茶で、卒乳のためのお茶が人気です^^特に母乳が活発なお母さんにありがちな悩みで、仕事始めたら授乳や搾乳の機会ってあまり取れないので、胸がガチガチになっちゃいます。。そんな時におすすめです♪
夜間断乳のススメ
先ほども触れましたが、我が子は1歳を待たずに夜間断乳しています。夜間断乳するまでは3~4時間ごとに目を覚まし、そのたびに授乳をしていたので、仕事復帰をしてからはとにかく体がつらかったです。しかし、夜間断乳をしてからはとても楽になり、体力にも心にも余裕ができたように思います。
やり方としては、枕元にストローマグにお茶を準備して、夜中に起きたらお茶を飲ませました。これも3日ほどかかりましたが、思ったよりすんなり受け入れてくれ、その後は8時ごろ就寝して10時ごろ1回だけ目を覚まし、その後朝まで寝るパターンに変わりました。赤ちゃんながらも「夜中に起きてもお茶しか飲めないのなら、もう起きるのはやめよう…」などと内心思っていたのかもしれません。
迷っているお母さんがいらっしゃったら、ぜひとも夜間断乳を実行してみてください!
まとめ
結論から言えば、保育園に行くために断乳は必要ないと思います。入園後は完全母乳からミルク併用になり授乳回数が減るので、保育園に慣れたころの断乳のほうがずいぶん楽にできると思います。
保育園入園からしばらくは、子どもは寂しくて毎朝泣いて保育園に行くことになります。しかし、お母さん自身もとても寂しいものです。私自身、1週間ほどは毎日涙ぐみながら会社へ向かいました。そんな時にさらに断乳では親子ともに悲しすぎるように思います。できれば、もう少しの間、親子のコミュニケーション手段としての意味も込めて授乳を続けてあげるのがいいように思います。
(Photo by Delgoff [still alive])
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