
9月に入り、一気に夏から秋へと季節が変わった今日この頃。
この季節に流行し始めるRSウィルス感染症について体験談と
赤ちゃんが感染した場合いかに危険であるか、
大人が感染したときに見極められるのか、
潜伏期間、予防法、治療法についてまとめました。
赤ちゃんがRSウイルスに感染したときの症状は?
赤ちゃんがRSウィルスに感染したときの主な症状は、
- 咳、痰、鼻水。
- 38℃台の発熱。
が挙げられます。風邪と同じ症状で、判断し難いですが、
- 咳がひどくなる
- 呼吸時にゼーゼー、ヒューヒューと音がする
- 痰がつまる
- 呼吸が荒くなったり、呼吸回数が増える
など、通常の風邪に比べると重症だとみられたら注意が必要です。
特に生後数か月未満で鼻水、鼻詰まりの症状がでると、
上手に息ができなくなるので自己判断に任せず、ただちに医師に診察されることをおすすめします。
→RSウィルスの熱はどのぐらい続く?下がらないときの対処法!
生後数週間~数か月の赤ちゃんは、
重症化すると死に至るケースがインフルエンザより多いです。
細気管支炎や肺炎を伴ったり、
痰づまりが原因の無呼吸発作で突然死へと繋がる恐れもあります。
我が子も生後2週間でRSに感染してしまいましたので、
当時、少しでも病院につれていくのが遅かったら・・と思うと恐ろしくなります。。
2歳以上の幼児~大人が感染したときの症状は?
RSウイルスに2歳以上の幼児から大人が感染した場合、
風邪とほぼ同じ症状なので見極めが難しいところです。
赤ちゃんが感染した場合の症状と同じく、
咳、痰、鼻水、発熱が主な症状で、1週間ほどで治ります。
幼児や大人が感染したときの症状は乳児に比べると軽めです。
2歳までにほぼ100%の子供がRSウイルスに一度は感染したことがあり、
大人になると再度感染しても免疫がついているので症状が軽くすみます。
2歳以上~大人がRSウィルスに感染したかどうか、
は病院で検査を受けない限り素人目では判断がつきにくいので
風邪で済ませてしまうことが多いですね。
RSウィルスの潜伏期間と予防法、治療法
RSウィルスの潜伏期間は2~8日間。平均的に4~6日間です。
秋から冬にかけて流行するRSウイルス。
ピークは12月で、年明けには徐々に流行の波がおさまってくる、
というパターン。
RSは通常の風邪と同じようにマスクや手洗い、うがいで予防するしかありません。
治療に関しても特効薬はなく、対症治療法といって、
症状に合わせて咳止め、痰づまりや鼻水を和らげる薬、解熱剤などが処方されます。
生後2週間の赤ちゃんがRSに感染した体験談!
RSウイルス感染症は乳児がかかると非常に危険な病気。
我が子は生後2週間目で、RSウィルスにかかっちゃいました・・・
感染経路はおそらく、2つ年上のお兄ちゃん。
お兄ちゃんは通常の風邪と同じ症状で、
特にRSの検査も受けず過ごしていました。
が、見事に赤ちゃんにうつってしまいまし。。
生まれて、約一週間後に退院して、その週に見事に感染。
潜伏期間が平均4~6日なので、退院した直後に感染した疑いが高いです。
症状は、最初は鼻水と軽めの咳。
赤ちゃんでいきなり鼻水と咳をしたのでびっくりして、いそいで病院へ。
流行っているとのことでその場でRSの検査を受けました。
すると、陽性!
すぐに入院することになりました。
近所で入院できる病院を探してもらいましたが、受け入れてもらえず・・・
結局出産した病院、少し離れていたのですが、そちらで無事入院することが決まりました。
入院中は、我が子は保育器で過ごしていました。
24時間監視態勢で、安心は安心でしたが、
保育器ですやすや寝ている我が子を見て、家に帰るのは心苦しかったですね・・。
(親のお泊りはできない病院でした。)
病室は6人で一部屋。他のお子さんはRSウィルス感染同士の
6ヶ月~1歳前後。夜はお母さんたちと離れなければならないので
とても寂しそうでした。
我が子の入院期間は約2週間。
入院後1週間でピークを越えましたが、
まだ胸の音が荒く、その後1週間延期。
退院後は再発する様子も特に問題もなく、
元気に大きくなってくれました。
RSに関しての母親の認知度は約3割だそうです。
私自身もまったくの無知だったので、反省・・。
子どもは大人よりも重症になる病気がたくさんあることを思い知りました。
通常の風邪だと見過ごさず、風邪の症状がでたら小児科なり
耳鼻科なりすぐに医師の診察を受けましょう!
夏の時期に多いアデノウイルス。冬でも感染しますし、アデノウイルスは
子供に大きな影響をもたらすので一度チェックしてみてください!
→アデノウイルスが原因で起こる症状って?
(Sumnail photo by ☂CharlotteSpeaks )
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