
いよいよお産が始まったものの、難産でなかなか赤ちゃんが出てこない!最後まで何が起こるかわからないのが出産というものです。吸引分娩になってしまう要因としては、微弱陣痛、赤ちゃんの頭囲が大きめ、または回旋異常、ママがうまくいきめなかったなどいろんなケースがあります。普通分娩だと思っていたのに、最後になって予想外なことに吸引分娩、あるいは帝王切開になってしまうというパターンも少なくありません。しかし赤ちゃんの命がかかっているのです。無事に元気に出てくることができるよう、医師も最善を尽くしてくださいます。
今回は吸引分娩に関して、
- 保険は適用されるのか?
- 自閉症や発達障害のリスクは?
- 黄疸になりやすくなる?
- 頭の形は変わってしまう?
以上のことについてまとめました。
吸引分娩に保険は適用される?
結論から言うと、保険は適用されます。ただし例外もありますので、支払いの時にきちんと確認しましょう。金額の計算は保険適用ですから、3割負担で考えたらいいと思います。
吸引分娩のリスク(発達障害、自閉症など)は?
リスクはゼロとはいえないと思いますが、はっきりしたデータはありません。
それによって発達障害になった、自閉症になったというのはよほどの例だと思います。締め付けが原因で脳障害という可能性もなきにしもあらずですが、むしろ難産で、胎児が産道で停滞しているうちに酸欠になって、脳障害が起きてしまった可能性のほうが高いのではないでしょうか。頭部を強く吸引するわけですから、もちろん多少のダメージはあると思います。
うちの子は多動症かな?と心配になったほどよく動きまわっていたので、吸引の影響かと不安になったこともありますが、年齢があがるにつれて、落ち着きもみられてきたので、もともとの性質なんだな、とホッとしてもいます。
吸引分娩は黄疸に影響する?
基本的には影響しません。しかし吸引の際、カップのしめつけで頭血腫が出来てしまった場合は、黄疸が強くでる可能性があります。しかし、頭血腫もよほどでないがぎり、自然に治るものです。いずれにせよ、黄疸の数値が高い場合は、医師の診察と指示によく従ってください。
頭の形に影響?治る?
簡単にいうと、トイレで使うラバーカップと形状は似ています。カップは金属かシリコンで出来ています。カップの跡は程度の差はあれども、多少つきます。しかし、よほどのことがないかぎり、その跡も自然に消えていきます。うちの子は二回もひっぱったせいなのか、触るとなんとなーく、カップの跡があるような、ないような・・・。気のせいかもしれませんが。相当意識して触らないとわからない程度なので、治ったということにしておきます(笑)
まとめ
私は一人目が吸引分娩でした。1時間近くいきんだものの、予定日を超過していたのもあり、胎児の頭囲が大きく、また私の骨盤はそれほど大きくなくて、降りてくるのも相当時間がかかりました。頭が少し見えかけてからも、なかなか出てこなくて、先生から「赤ちゃんの心拍数が下がり始めてるから、吸引に切り替える必要があります。」、と言われました。会陰切開したくなくて、その病院を選んだのですが、「装置を装着するために大きめに切開します。」、と言われてショックだったのを今でも覚えています。
この装置をつけるのが陣痛よりも痛くてすごく辛かったです。「これで出なかったら帝王切開になりますから」って言われて、「こんなに苦しんで、切開されて、さらにお腹も切られるなんて絶対に嫌だ~!!」って思って懇親の力を振り絞りました。
1度目で出ず、2回目は、偶然近くの産科医の友人医師が顔を出したので、「手伝って」と先生が言ってお腹を押してようやく出てきました。私はその日の最終出産者でしたが、すでに夜だったので、近所の先生はもう閉院していると思って、ひょっこり遊びに来ただけだったのです。
しかし、出産費用を支払う時は、最初の予定額よりもかなり大きく上回っていました。ですが、難産やら便秘やらまっすぐ立てないなど身体的に大変だった私は、お金について考える余裕はなくて、なににどのくらいかかったのかという明細をくださいと受付に言いましたが、「詳細は出せません」、と言われてだけが領収書だけ手渡されました。
保険適用とかそういう知識もなかったので、促進剤使ったり、吸引になったから高額になったのかと思いながらも、これほど高くなるものなの?と疑問に思いました。おそらくお手伝いすることになった先生の分も仕事の報酬として支払うことになったのだろうと予想しました。
お手伝いは私が頼んだわけでもないのですが、なんとなく腑に落ちないものを感じつつ、仕方ないと諦めました。おそらく明細出してもらってこれはおかしいと訴えたところで、難産だったのは私だから当然の処置と言われればおしまいなわけで、そういう点で、前もってバースプランの時に「こういう事態になったら金額がこれだけ上乗せされていきます。」、という説明をきちんとしてもらうべきだったと思いました。
2人目は助産院で出産したので、金銭面でもこれほど雲泥の差がでるものか、と驚いたほどです。病院で出産する時には不測の事態にも備えて、精神的に余裕があるうちに調べたり質問しておいたほうが得策だと思います。
Image courtesy of patrisyu at FreeDigitalPhotos.net
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